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《お薦めDVD-8》小説家を見つけたら

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久しぶりに落ち着いて見る事ができた 

 公式サイトより------>
主人公はNYで暮らす16歳の少年。偶然か運命の導きか、彼が見つけたのは40年前、ピューリッツアー賞に輝いた処女作一冊だけを残して文壇から消えた幻の大作家。少年に文学の才能を見出した大作家は彼の導き手になると同時に、自らも心閉ざしてきた人生にピリオドを打ち、忘れかけていた夢を実現すべくもう一度外の世界へ踏み出して行く。社会に背を向けたまま人生の黄昏を迎えようとしている偏屈な老作家と、人生の出発点で試練を経験する作家志望の少年とのユニークな出会い、そしてやがて師弟の関係を超えた友情で結ばれたふたりが互いに相手から教わりながら成長していく姿──少年は作家から文学と人生を学び、老人は彼によってにもう一度ペンを取り、世界と向き合う力を与えられる──を、晩春から初夏のニューヨークを舞台に、アメリカ現代文学とマイルス・ディビス満載のジャズへのオマージュを散りばめながら描いた上質の作品である。
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 才能というものの爽やかさと格好良さがストレートに描かれる。私の世代にはションコネリーが懐かしい。
 「007ゴールドフィンガー」の諜報部員のイメージが強い彼だが、渋い大作家役が凄くきまっていて惚れ惚れとしました。年をとっても素敵なものは素敵である。
 手慣れたストーリーかもしれないが、無理の無い設定で脇役も出過ぎず回りの状況も破綻無く描かれる。
 派手な恋愛もラブシーンもないが「才能」と「夢」を見たい人にはうってつけの映画である。