続・才能に惚れる

 昨日の続きである。


 E子さんはこの一枚の絵を見て「もしこの絵を描いた人が男だったらこの人と結婚しよう」と心に決めた。そう言えば小さい頃から「絵を見ればその人間が分かるものだよ」と常日頃父が言っていた言葉が忘れられなかったからだ。

 あとで、その絵は一年下のK君の作品だということが分かり、その本人を見てみると。小柄で知的な男であった。

 その後E子さんは東京芸大へ。K君は京都芸大へ。

 ただK君は親に「画家では食えないから他の道へ」と言われ、建築家への道を進むことになる。

 小さい頃から「ませていた」E子さんは初志貫徹でK君と強引に結婚。子育てを終えた時から再び絵を描き始めた。

 奥さんが絵描きで、長男が油画家、長女が映像作家と芸術一家を支えてきたKさんは還暦を迎えたのを機に40年振りに絵に挑戦することにした。そしてその成果を問う個展が五月二十九日から「画廊○○」で開催される。果たして40年のブランクはどう影響するのか。E子さんがほれた一枚の絵も展示されるそうだから、この個展はいろいろな意味で興味深いものがある。


 素敵な話である。

 ここから得られる教訓は様々であろう。意志強く粘ってがんばれば夢が適う。男が芸術で食っていくのは難しい…などなど。

 しかし、管理人はこう思う。才能に惚れるということは素晴らしい!!

 なお、興味を待たれた方のために「画廊○○」のホームページを案内しておこう。なお「たっちゃんのブログ」を見たと言っていただければ。画廊主が修行してきた美味しいコーヒーがサービスになります。画廊○○
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