カテゴリ:学校( 38 )

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高遠高校の卒業式である。

 空は晴れ上がっている。冬の張りつめた空気の中、高揚感と緊張が混ざったような気持ちで学校に向かう。

 卒業式は入学式と一味違う。入学式には積みあげたものが無いが、卒業式には3年間という時間がある。担任も生徒もこみ上げてくる気持ちが声を詰まらしもする。

 教師にとって生徒は自然そのものである。ようするに思うようにはいかない。工場で物を作るように、こうすれば、ああなる・・・わけではない。

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 丹精込めて手入れをしていく要領であろうか。苦労に苦労を重ねて卒業を迎えた担任の顔に満足と感動と一抹の淋しさを感じるのは考え過ぎではあるまい。

 この感激があるから、ワカッチャいるけど止められない・・・のである。
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by coolkai | 2007-03-03 22:56 | 学校
 e0020386_2181374.jpg 1/21(日)の午後、今年もこの発表会がやってきました。

私の勤める高遠高校には芸術コースというものがある。音楽、書道、美術の専攻があって、この時期に3年生の卒業発表がある。
 本人の努力はもちろんのこと、指導される先生方の奮闘も並々ならぬものがある。たとえ、稚拙でも若者の清冽な感覚や、一生懸命さが心を打つ。

 特に音楽コースの発表のエンディンング近くになると卒業生も涙声になり、涙もろくなった私を感激が襲って、危ういことになってしまう。
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by coolkai | 2007-01-23 21:08 | 学校
 朝日新聞12/26の”平成落首考”に「勝ち組と負け組以外がいない国」とあった。

 物事は考えようではないか。そもそも順番が付くかどうかさえ怪しいものである。
 ”もっと楽しく”をモットーにしてきた身には、どうもピンとこない。

 ひょっとすれば十分に負け組になっているかもしないが、「目出度さもちう位なりおらが春」である。

学校では進路指導が私の仕事である。それぞれの子供がそれぞれの事情を抱え悩み、いや悩む事も出来ず卒業していく。

 ある意味で勝ち組を目指す指導は分かりやすく楽でさえある。しかしボンヤリとした私には少し違和感がつきまとってしまう。

 他にどんな応援をしてあげられかと問われても周囲の人たちを納得させられるようなものは何もないのだが・・・。
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by coolkai | 2006-12-30 21:35 | 学校
 12/15(金)、12/16(土)と続けて忘年会である。
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 15日は学校の数学科のメンバーで中華料理を楽しんだ。アルコールも少し飲んだけれど、それほど飲める人はいないので食事重視である。

 メンバーのHさんは、この類いの情報には大変詳しく上伊那の美味しいお店は全て知っているのではないかと思うほどである。

 写真の「モン」は、そのHさんのお薦めということもあって本当に美味しく、会話も弾んだ。

 16日は横田ゼミの忘年会である。午後1時からはS大学のT先生の講演である。色々なアイデアをお聴きして大変勉強になった。忘年会にはT先生も参加していただいた。前回に「飲み放題」を予約してあったのだが時間制限もあるというので少し急がしかったが数学の話題から巷の話まで盛り上がった。S師匠の新作手品も披露されて皆大満足であった。
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 松本の駅前は夜が更けるに比例して賑やかになっていく。この雰囲気が堪らなく、次のお店へと足が向かってしまうのである。
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by coolkai | 2006-12-17 23:19 | 学校
 今年もバドミントンの新人戦南信(南信州の意味)予選が今日から始まった。

 いつもは諏訪市の清水町体育館であるが、今回は岡谷の市民総合体育館(通称スワンドーム)である。

 朝6時起きで岡谷に向かう。会場に着くとT遠高校にいたことのある顔見知りの先生に出会った。I田高校のT屋先生、I 那北高校のY野先生は長い間バドミントンの顧問をやっている。若い先生が採用されないので私を含め顧問は皆高齢化しているのである。

 今年のバドミントン部員は1年生だけなので、勝つのは難しいと思っている。1日目は学校対抗、2日目はダブルス3日目はシングルスが行われる。学校対抗はこの地区のチャンピオンであるA穂高校が相手である。粉砕されるのではないかと危惧していたのだが意外と善戦した。指導に来ていただいているコーチの指導のおかげと生徒たちの努力の賜物であろう。

 メンバーの殆どは長谷という山奥の出身の子供である。これがまた大変性格がいい。優しく思いやりがあり素直で頑張りやである。こんなに素敵な子供たちと過ごせるのは幸せというものであろう。

 明日からまた勝負である。 
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by coolkai | 2006-11-03 22:47 | 学校
 必修になっている世界史をやらなくて、卒業できない高校3年生がたくさんいることが分かった。

 もちろん、世界史を授業でやらないことはルール違反であることは間違いない。しかし、その善悪はともかく、それよりもこのニュースが何故今出てきたかに興味がある。

 学校によってはかなり以前から行われていたとTVでは語られていた。推理小説ではないが、誰が一番得をするか考えてみるのも一つの方法かもしれない。
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 話は変わるが、今夜はT高校にALT(最近はAETとは言わない)として英語を教えているNEALさんの歓迎会があった。

 英語科主催の会であったが手品を見たいというお誘いがあったので「ALUTHGAMAGE」というスリランカ料理のお店に向かう。

 カレーが主なメニューで、さすが本場の味である。美味しい…が、辛い…が美味い。
の繰り返しで汗をかきながら皆で少しずつ色々な種類のカレーを食べた。
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 NEALさんはお母さんがスリランカの生まれということもあり、器用に右手を使いナンを食べている。

 合間に用意した手品を二つ行う。全員ビックリしたようすで、手品を楽しんでいただいた。演じる方も、楽しんでもらえると、次もより磨きをかけて頑張ろうという気になる。
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by coolkai | 2006-10-26 22:20 | 学校
 高遠高校は高遠藩の藩校進徳館の流れをくんで創立された学校である。

 進徳館は万延元年(1860)藩主内藤頼直が、藩士養成のために開設した学問所であり、現在も旧所名跡の一つとして残っている。

 と、歴史の説明はこれくらいにして、高遠高校の行事の中にこの進徳館の名前をいただいた「進徳ゼミ」という時間がある。午後の2時間くらいをそれに充てている。学年ごとに色々な講師の方をお呼びして講演してもらっている。

 私は3年生のゼミで炭焼き職人の原伸介さんのお話を聴かせていただいた。

 高校の進路希望調査で大真面目に「仙人」と書いた原青年は、担任に真面目に書けと怒られた。しかし信州大学の農学部を経てカッコいい師匠に私淑しついに夢を叶える。
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 一年の半分は独りで山に籠り炭を焼き、半分は講演に飛び回る。お話を聞いていて、まさにカッコ良く輝いて見えた。

 講演を聴いていた生徒たちも大感激であった。泣き出す生徒、終了後も控え室にくる生徒など、生徒たちの胸にエネルギーを注入して頂いたのがよくわかった。

 話は面白く元気の出るものであった。そうそう、と頷けることも多く30代の若い人に教えられた気がして心地よい出会いであった。  
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by coolkai | 2006-10-19 19:09 | 学校
 高校で取得できる資格には色々ある。

 その中に検定といわれる一群のものがある。英語検定、漢字検定、数学検定があり、また最近知ったものに音楽検定なるものもある。

 私が試験監督をしているのは硬筆検定である。硬筆とは、毛筆ではないボールペンなどを使用して書くものである。稀代の悪筆である私からするとスッキリと気持ちよく書かれた字を見ていると大変うらやましくなる。

 いつも疑問に思うことがある、というより希望として思うことがある。素敵な字を書く人、素敵な絵を描く人、素敵な音楽を作ったり演奏したりする人は性格も素敵で知的であって欲しい。そうでなくては作品に惚れて陶酔している自分が可哀想…ではないか?

 例えば、ある絵に感激して涙を流した後に、それがヒットラーの作品(ご存知のようにヒットラーは画家志望)だと知ったら、複雑な気持ちになるだろう。

 こちらにシッカリとした鑑識眼(耳)があれば、人間性も含めた”良い”作品を発見することが出来ると信じたい。

 
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by coolkai | 2006-10-12 21:59 | 学校
 昔から色々な人が「教育」を語る。

 某国の最近立派になられた人物も「教育」について強い決意を語っていた。過去の経験からして体験者以外の「教育論」は大抵危うく、現実味が無いことが多いと心配になってくる。

 素人が手術のやり方でお医者さんに意見を述べることはない。ジェット機の機長に操縦のことで意見を述べることもない。こう考えていたら他人に指導できることなんて自分には何にもないなぁ、と気がついた。

 しかし、「教育」に限っては素人の方でも、特に偉い人々はそれぞれ一家言をお持ちのようで意見を積極的に述べる。ほとんどの人が小学校以来教育を受けてきているので自分でも教育が出来るような気がするのであろう。

 地域によっては校長、教頭から普通の教員に降格を望む教員が激増しているという。

 あっちからも、こっちからも、あれもこれも無限責任(これが日本という世間の特徴)を要求されては鬱病にもなろうというものである。

 若くて有能な人に夢を待たせるような環境ではなくなっているのだろうと思うと何だか寂しい。

 私の危惧が危惧だけで終わればいいのだが…。
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by coolkai | 2006-09-27 20:14 | 学校
 高校生の就職試験は9/16(土)が解禁日である。

 連休明けということもあって今日9/19(火)が試験のピークである。作文、面接などしつこいほど丁寧に指導してきた身としては何だか落ち着かない。

 しっかり面接で答えているだろうか、まさか遅刻は無いだろうなとか、心配すればきりがない。

 沖縄、九州などと比較すると長野県の求人は多い、特に管理人の住んでいるこの地方は県内でも景気がよく、求人の状況には恵まれていて幸せである。

 面接の練習では、とてもここでは書けないような珍答、誤答が雨あられで吹き出しそうになるのをこらえるのに必死である。

 しかし、日頃にも増して一生懸命に取り組んでいる生徒を見ていると、こちらもつい一生懸命になってしまう。仕事だからということではなく、彼らの一生を左右するかもしれないということを考えると、やりがいもあり熱も入るというものである。

 

 
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by coolkai | 2006-09-19 20:49 | 学校