カテゴリ:音楽( 13 )

 宮田村の弦楽合奏団「アンサンブル信州」でスプリング コンサートの第五回が開かれた。
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 全部で2曲。最初はメンデルスゾーンの「ピアノ四重奏曲へ短調作品2」である。

 ある人に教えていただいたところによると、メンデルスゾーンが13歳のとき作った曲だという。日本でいえば中学1年生である。凄い、天才としか言いようがない。

 メンデルスゾーンは裕福な家庭に生まれこの曲も自宅の大きなホールで自分の為に楽団を雇って演奏された。ところどころ超絶技巧を要求される部分があるが、ピアニストでもあったメンデルスゾーンは十分弾きこなしたというから恐ろしいものである。

 最後の曲は有名なシューベルトの「ます」である。第四楽章の印象が強く五楽章全部を聴くことはないので全楽章を聴くと、また新たな発見もあり楽しめた。

 コンサートの後は演奏者の皆さんと恒例の懇親会である。場所は宮田村の料亭「青葉」である。前回は畳に座って飲んだのだが、椅子がしつらえてあってビックリした。
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 U先生が宮田村に住居兼音楽ホールを建てるという。今年中にはできそうである。
 完成したあかつきには気楽な演奏会をやるので是非来るようにとお誘いを受けている。

 琥珀色のウイスキーを舐めながら弦楽器の琥珀色の音色を愛でようという魂胆である。

 想像するだけで贅沢で涎が出そうである。是非々実現したいと願っている。
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by coolkai | 2007-03-11 19:16 | 音楽
 早いもので、もう12月である。

 年末恒例、ベートーベンの「交響曲第九番合唱付」を聴きに伊那文化会館に行ってきた。ドイツのザールブリュッケン放送交響楽団と地元の伊那第九合唱団の共演である。
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 知人の方も合唱に参加されていたので興味深く、楽しませていただいた。大勢の方の合唱付きという事で流石に迫力がある。

 帰宅のため駐車場に向かう。横断歩道の近くで事故車が停まっていた。ぶつかって間もないのだろう、暫くして警官が向かってくるのが見える。

 歌を口ずさみながら歩いてきたのだが、少し現実に引き戻されてしまった。
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by coolkai | 2006-12-02 21:32 | 音楽
 兎束(うづか)先生のコンサートが宮田村民会館であった。
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 午後3時開演であったが、お手伝いもあって昼から出かけた。お昼は英語のY先生に勧められて、機会があったら是非行ってみたいと思っていたラーメンの「ぐうでん」である。
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 太麺のストレート、豚骨と海産物系のミックスのスープ、背油も少々。自然の材料を上手に使っているのだろう、食後の後味がスッキリしていて美味しい。
 

生憎の雨の中、コンサートに向かう。2時間あまりの充実した演奏会であった。日本の曲も交えた親しみやすい選曲で、何回も聴いた曲もあり余裕を持って味わう事が出来た。
 偶然にもピアノのH先生は娘の試験のとき伴奏をしていただいたこともあり、懇親会でお礼を述べる事が出来て幸いであった。
 伴奏も素晴らしく、久しぶりの兎束(うづか)先生のヴィオラの音色を堪能した。耳のご馳走という感じである。書いていて気がついたのだが、どうも最近食べ物の比喩が多くなる傾向があり老化のせいなのか食欲への抑制が利かなくなる予感がして自分にカツである。e0020386_23412221.jpg
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by coolkai | 2006-11-19 23:41 | 音楽
 クラシックに興味のある人はご存知かもしれない。日本屈指のオーボエ奏者で、つい最近56歳で演奏活動停止宣言をした。

 ウマいと言われるうちに止めたいという気持ちと、体力と気力のあるうちに第二の人生に挑戦したいという気持ちから前述の宣言に至ったようである。

 最近はバイオリンよりもチェロやビオラ、フルートよりもオーボエやホルンなどの低い音の楽器に親しみを覚える。聴力には自信があるので、老化で高音域が聴き取りにくいせいだというわけでもあるまい。

 人生の後半になって聴くのにぴったりの思慮深い音に魅力を感じるのである。

宮本さんはオーボエをクラシックを楽しむ為のツールだと言う。しかしオーボエに出会った幸運に感謝しているとも述べている。この味わい深い楽器から学んだ様々な贈り物を武器に指揮者への道を歩む予感もする。

 体力と気力のあるうちにという下りの話を自分に当てはめてみる。じっくりとこれからの計画を立てるタイミングかもしれない。
 
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by coolkai | 2006-11-17 22:07 | 音楽
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 土曜日「アンサンブル信州in宮田」を聴きにいった。早いものでもう定期演奏会も4回目になる。曲は3曲。モーツァルト、バンハル、チャイコフスキーである。
 バンハルの曲は「コントラバス協奏曲ニ長調」で、コントラバスの協奏曲は初めて聴いた(もう一生聴く機会はないと思う、それだけコントラバスの協奏曲は少ない)。ソリストは小宮さんという若手である。カデンツ(即興演奏)の部分など素晴らしく、一生懸命さが伝わって、これからの活躍を予想させる演奏であった。
 最後のチャイコフスキーの「フィレンツェの思い出」は4楽章からなる30分ほどの大局である。きらびやかで美しい曲である。弦が美しく鳴り、オーロラを音楽にしたらこんな風だろうと思わせる。展開も早く変化に富みあっという間に30分が終わってしまった。
 演奏者と一緒の二次会でこんな話があった。「失礼な言い方だったらお詫びしたいのだが、クラシックに縁のなさそうな高齢の女性が涙を流しながらホールから出てきた。こんなに感激したことはないと話しながら。」というのである。
 音楽に携わる喜びがそこにある(数学の論文で背筋がぞくぞくとして感激したことがあるが、普遍的かといわれると返答に困る)。

 演奏が始まる前の写真である。演奏中のものがアップできないのが残念である。もし演奏に興味がある方がいらしたら、CDもDVDも販売されるのでご相談ください。それなりに善処します。
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by coolkai | 2006-07-09 17:03 | 音楽
 朝、学校にいく途中はラジオを聴いている。

2、3日前、ロマン派風の小曲を耳にした。中々素敵である。作曲家が誰なのか興味深く耳を澄ましていたら、なんと滝廉太郎だというではないか。

 小学校の頃「荒城の月」、「花(隅田川という曲名だと思っていた)」などが音楽の教科書にあり、日本の曲しか作曲していないと勝手に思い込んでいた。

 滝廉太郎は,1879(明治12)年8月に生まれ日本人初の音楽留学生である。東京音楽大学(現在の東京芸術大学)に進学して音楽の勉強をしている。音楽学校の教授には,新進の音楽家幸田延(こうだのぶ)がいた。延には幸(こう)という妹がいて,音楽学校に在籍していた。その姉妹が滝廉太郎の良き師でありライバルであったようであるが、姉妹の兄が幸田露伴である。

 急激に西洋化されていく日本の姿が見えるようである。《和魂洋才》の言葉が物語るように《洋才》は即効的に学べても《洋魂》を学ぶのは、そう簡単ではない。

 西洋を理解するのは、まだまだこれからであろう。知識でなく西洋の感情、質感を何とか知りたいものである。

滝廉太郎は,1903(明治36)年に結核で没している。23歳と10か月で死んでいくのはさぞ心残りであっただろう。最後の曲の名を「憾(うらみ)」と記している。
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by coolkai | 2006-04-10 21:52 | 音楽
 今年はモーツァルト生誕250年で有名であるが、どっこいショスタコーヴィチの生誕100年でもある。

 モーツァルトのように誰にも愛され、演奏される作曲家とは言いがたい。

 昨晩2/26(日)「アンサンブル信州in宮田」のスプリングコンサートで、そのモーツァルト「ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調K.493」とショスタコーヴィチ「ピアノ五重奏曲ト短調作品57」を聴いた。

 室内楽好きな私としては願ってもない演奏会であった。

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 美しい自然なメロディのモーツァルト、難解で思想的・哲学的なショスタコーヴィチ、大人のためのプログラムである。

 特にショスタコーヴィチには衝撃を受けた。

 スターリン体制下の旧ソ連で生まれ、体制賛美をしなければ文字通り生きてゆけなかった。しかし芸術家としての思いは抑えきれず作品の中に現れる。

 一筋縄ではいかない作曲家である。作家の半村良の作品のように、分かる人には分かるように二重に描かれているのではないだろうか?

 表向きの表現とは別に同時進行で、別な物語が紡がれているのである。


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 演奏会の後の懇親会で、モスクワ音楽院出身のチェロ奏者ドミトリー・フェギン先生(何と!!お父さんはショスタコーヴィチの友人)と、ヴィオラ奏者の兎束先生とお話させていただいた。
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by coolkai | 2006-02-27 19:25 | 音楽
荒川静香さんが金メダルをとった。すごく奇麗で輝いていました。

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 どう表現していいのか分からないが、彼女の滑りに知性と意志の強さをいつも感じる。

 さて、タイトルの「トゥーランドット」は荒川さんの演技のときに使われていた曲で、ご存知プッチーニの有名な歌劇である。トゥーランドット姫の三つの謎に求婚者が挑む。

 その最後の謎は「人を炎で燃え上がらせる氷とは?」、答えは「それは、トゥーランドット姫、貴女です」というカッコいいものである。

 謎といえば、スフィンクスの謎も有名である。それは「朝は四つ足、昼は二本足、夕べは三本足」で、答は「人間」というものである。

 謎解きは色々なバリエーションがあるようであるが。謎には正解は無いのではないかと思う。

 ロールシャッハにおける答え、禅問答のときの公案、そして易判断も同じである。その理由を語るには紙面が少ないので次の機会にまわすことにする(フェルマーのような言い訳?)。

 結局は「暗黙知」が通じ合えば正解なのだ。これを答えたら正解というようなものではないだろう。

 少なくとも私だったらそういう「謎」を創る。

 演技の3秒間をカウントするのに、ワン・アイスクリーム、ツー・アイスクリーム、スリー・アイスクリームと数えた荒川さん、開会式でパバロッティが「トゥーランドット」を歌ったとき背中に鳥肌がたったことだろう。

 「運命を感じました」荒川さんの言葉である。
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by coolkai | 2006-02-25 07:13 | 音楽
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 久しぶりに松本城のお堀周辺を歩いた。

 松本城は端正で美しい城である。
 地元のひいき目ではなく、全国のどのお城と比較しても引けを取らない。

 季節きせつにその美しい姿を現す。桜も、真夏の青い空も、秋の紅葉も冬の積雪も、どれもお似合いである。

 次は、雪の松本城を見に来たいと思った。

 今日の本来の目的は音楽会で、城はついでである。
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 第76回信州大学交響楽団定期演奏会が、松本市の県文化会館で行われた。

 日頃、お世話になっているピアニストの石井先生がラフマニノフを弾くというので聴きに行った。

 期待通りの素晴らしい演奏で信大のオケをもり立てる。

 この曲(ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18)の構成上、オケとピアノの音が重なる部分があり、音のバランスの難しさを感じた。

 やり遂げた学生諸君の達成感に満ちた顔が印象的であった。
 
 
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by coolkai | 2005-11-26 23:10 | 音楽
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 11/11(金)駒ヶ根美術館で「月の雫、花の影」と銘打った演奏会があった。7:00開演、歌とピアノとフルートで、出演者は語りの人を含めて5人である。

 会場は美術館の展示室を使い、正面の舞台の後ろ側が一面ガラスになっている。外の銀杏やその他の木々がライトに映し出されて、それは、綺麗であった。

 出演者のうち、二人は飯田高校時代の教え子で、二人とも偶然にKKである。
20年以上前のこと、東京の音楽大学を目指し、見事合格、結婚した今でもこうやって音楽に携わっているのをみるのは、大変うれしい。

 前半は、「蝶々夫人」であった。語り付きで、なかなか面白い。休憩となり、ロビーで赤ワインを飲む。おいしい、酒好きなのに、お酒に弱い僕は、けっこう酔ってしまう。

 久しぶりに、お会いできた人もいて、話が弾む。

 後半に入り、皆に親しまれているポピュラーを中心に歌われる。歌とワインに酔いながら、雨中、美術館を後にする。
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by coolkai | 2005-11-14 07:52 | 音楽