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 8/26(土)は恒例の横田ゼミであった。今回は量子力学のプロで統一理論の研究をしているO先生をお招きしてお話を聞いた。
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 皆さんは統一理論という言葉をご存知であろうか?自然界に存在する四つの力を統一して説明できる理論のことである。四つの力とは次の通り。

 「重力」はつまり万有引力、「電磁力」は電気の力と磁気の力、「強い核力」は陽子や中性子といった素粒子をくっつける力、「弱い核力」は中性子がベータ崩壊して陽子になる時に働く力である。

 少し前に流行った「超紐理論(Super Strings Theory)」はアイデアも良く、解決の見通しがつくのではないかと期待を持たせたが、O氏によると事情はそんなに甘くないようである。現在は考えられる多くの理論が出尽くして行き詰まり、新たな突破口を待っている状態だそうである。

 お招きしたのには理由がある。O氏の研究に導師横田先生の結果が本質的な役割をはたしているというのである。それならば我々が量子力学を学び研究が出来ないか?というわけで勉強会を開いたのである。

 O氏は学識は勿論のこと人柄も素晴らしく懇親会も大変盛り上がった。O氏は数学が難しいとおっしゃる、横田ゼミでは物理が難しいという。なかなか上手くいかないものである。しかし交流を深めようということで意気投合し、元気をいただいた。
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 数学にはノーベル賞が無い。ノーベル賞を考えたノーベルは数学者と仲が悪かったというのがその理由だという。それが本当なら何だか大人げないような気もするが。

 今年のフィールズ賞の受賞は難問「ポアンカレ予想」を解決したペレルマン氏に決まった。数学に新たな地平を開いたその業績はだれもが疑わない。

 しかしペレルマン氏はその受賞を辞退した。同氏はフィールズ賞を断った理由を「自分の証明が正しければ賞は必要ない」と説明し、現在の数学界や、有名になって注目される境遇に嫌気がさした気持ちを吐露したようである。

 いい加減な管理人からすれば、無理してもらうこともないが、敢えて断ることも無いような気もする。しかし、真理や美を純粋に求めて栄誉という世俗からは離れていたいという気持ちはそれなりに気高いものだとも思う。

 そういえば日本に残っている曼荼羅の多くは作者不明であるという。良い作品を残すことに集中して、自分の名前を残すなどという発想は無かったに違いない。

 自分だったら信頼する人に認めてもらえれば十分満足であるような気がする。もちろん栄誉も賞金も拒みません…なんてネ。
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 メダカの産卵に夢中です。

 睡蓮鉢が二つある。一つは中程度、もう一つはかなりの大きさの睡蓮鉢である。
 それぞれ5匹、10匹とメダカがいる。たっぷりとホテイ草も入れてある。

 ひと月ほど前、おなかの周りに5、6個の卵をくっつけて泳いでいるメダカに気がついた。夕方になるとお腹がすっきりとしている。

 ホテイ草を見ると透明な卵が3、4個付いている。このままにしておくと卵も、子供も親メダカに食べられてしまうので、筆を使い水草に付着させて別なバケツに隔離する。

 一週間くらいで見逃すくらい細くて小さい子供が生まれている。現在30匹くらいが泳いでいる。すごく可愛い。

 産卵に至るまでには繊細で困難な過程が数多くあるに違いない。しかし特にトラブルもなく安定して子供が生まれてくる。

 コンピュターに少し無理させると、すぐ不安定になるのと比較するとこの安定さは凄い。何万年という単位の長い時間の篩がこの安定した子孫の増殖を保証しているに違いない。

 繊細であるが強く安定しているものにあこがれを持ってしまう。
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by coolkai | 2006-08-20 23:15 | 学校
 DVDその16《ダニー・ザ・ドッグ》に続くジェット・リー主演の映画である。

 マーシャルアーツの原点となった実在の人物の物語である。前作よりもジェット・リーの技が美しい。格闘技を見るのが好きで大学時代に空手部だった管理人にはそれだけでも楽しめる作品である。

 ストーリー的には新味はあまりない。肉体的な力だけでは何も得られないし、勝ち負けだけで判断をしていくのには限界がある等々が語られる。

 活劇としての魅力を求めている人には、まあ見ても損は無い。60点くらいかな。

 ロニー・ユー監督、香港・アメリカでの製作、2006年。
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 信州では、今日はお盆の最終日、送り火をたく日である。この送り火とともに亡き人の魂も帰っていくのである。

 地獄と極楽について書くにはうってつけの日である。

 地獄と極楽はある種の極限である、と養老孟司さんはいう。例えば極楽は快楽無量といわれる。つまりこの世の快楽の極限値というわけである。これは具体的な説明になっていない。気持ちの良い音楽が流れ、気持ちのよい香りがして、素敵な女性がいっぱいいる(これは管理人coolkaiの追加です)。非常に抽象的でイメージが浮かばない。

 一方地獄は天国に比べてかなり具体的である。血の池地獄、針の山など。現実のこの世は地獄に近いということであろう。しかしこの世、現世の極限であることに変わりはない。

 ご存知のように極限というものは無いものを存在させる技である。つまり形式でもって実体に替えるのである。いわば現世のコンパクト化である。

 地獄や天国を言葉で何とか解説しようとすると言葉の外に出てしまうのはこんな事情からである。その説明がインチキなものでなくても、訳の分からない説明になってしまうのも無理が無いのである。
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私が28歳のとき飯田高校で担任をしたクラスである。ちょうど12歳、一回り年齢差がある。
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 ほとんどの皆さんは45才で27年ぶりの再会である。宴会場に入った瞬間はアレっていう感じで昔の顔とつながらないでいたが、そのうちモルフィングのように記憶がよみがえる。
 近況を報告し合いながら楽しく飲む。皆それぞれ頑張っている様子で元担任としては非常に嬉しい。

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 二次会は近くのカラオケ。昔の歌を歌っているうちに全員で合唱になる。同じクラスで過ごした雰囲気がもどり気持ちがまとまってくるのが分かる。学生時代の飲み会の雰囲気そのままである。

 真夜中、チューリップの「心の旅」を口ずさみながらホテルへもどる。
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 やっとお盆休みである。

 今年は同級会が幾つかある。

 独身の頃、下伊那の飯田に長く勤務していた。
 会社を辞め、横浜から移って来て最初につとめたのが飯田工業高校、その次が飯田高校だったので約13年間いたことになる。

 飯田高校で最初に持ったクラスの同級会が今日ある。すこし遠いので泊まりで行く。教え子は45歳、どんな風になっているのか会うのが楽しみである。

 久しぶりに卒業アルバムを引っ張りだして眺めていると同僚で既に鬼籍に入っている方が何人かいるのに気がついた。私より若い人もいる。色々なことが思い出されて来て感慨に耽ってしまった。

 
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 残暑お見舞い申し上げます。

 8/8(火)は立秋であった。それまでは暑中見舞いで立秋からは残暑見舞いだそうである。

台風がくるという天気予報で少しは涼しくなるかなと思っていたが、外れたらしい。もちろん被害が無くてよかったのだが、暑いことは暑い。

 学校は夏休みであるがクラブや色々でほとんど出勤である。生徒は文化祭の準備で楽しそうにがんばっている。ゆったりとした学校は授業のあるときとは違う顔を見せる。

 年をとったせいか生来の怠け心のせいか、どちらかといえば頑張っていてもケダルイ空気の漂う夏休みの学校の方が好きかな。

立秋といわれても秋の気配はない。ところがお盆の頃になると何となく心細く秋を感じるから不思議である。ちょっとした風の涼しさ、虫の音に怪しげな気配を感じてビックリしたのだろうか?

 秋立つや 何におどろく 陰陽師  (与謝蕪村)
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 野球選手の張本さんが、これまで語る事がなかった広島での被爆体験をカミングアウトした。あまりに大きな衝撃は表現さえ出来なかっただろう。

この時期になると必ず浮かんでくるイメージがある。

 浦上天主堂だろうか、ステンドグラスと大きなマリア様の像。気がつくとジリジリと照りつける陽射しの中ピカッと光って気が遠くなる。

 殺すなら、自分の手でこの首を絞めて苦しむ姿を見ながら殺して欲しい。姿も見せずボタン一つで殺して欲しくない。

 日中、何の罪もない母子が一瞬に消える。理不尽とはこの事だろう。
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 昨年は大雨でお祭りが中止になったことを思い出した。

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 例年、午後5時から交通規制になる。少し遅くなるとバスも動かなくなってしまうので、少し早めにゼミを終えて松本駅前に出てきた。

 定番の「日本海庄屋」で明るいうちから飲み始める。店の外は踊りで賑やかである。飲みながら店の外に出て踊りを眺める。祭りのある種の高揚した気分は大好きである。

 今年は我らが恩師、横田先生の傘寿にあたるので10/7,8,9の三日間研究集会をすることになっている。その周辺のことがらのあれこれを話しながら楽しいお酒をいただく。特に、10/8(日)は懇親会が行われる。稀代の手品師である数術師S氏の大掛かりな手品や、豚児のビオラ演奏などがあるので、数学はどうも敷居が高くてと思われる方でも是非ふるって参加していただければ嬉しい。

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 この日もS氏の新作手品の披露があった。ユーモアたっぷりのひょうきんな手品で、手品の色々な魅力を見せていただいた。
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