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 朝日新聞12/26の”平成落首考”に「勝ち組と負け組以外がいない国」とあった。

 物事は考えようではないか。そもそも順番が付くかどうかさえ怪しいものである。
 ”もっと楽しく”をモットーにしてきた身には、どうもピンとこない。

 ひょっとすれば十分に負け組になっているかもしないが、「目出度さもちう位なりおらが春」である。

学校では進路指導が私の仕事である。それぞれの子供がそれぞれの事情を抱え悩み、いや悩む事も出来ず卒業していく。

 ある意味で勝ち組を目指す指導は分かりやすく楽でさえある。しかしボンヤリとした私には少し違和感がつきまとってしまう。

 他にどんな応援をしてあげられかと問われても周囲の人たちを納得させられるようなものは何もないのだが・・・。
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by coolkai | 2006-12-30 21:35 | 学校
 公務員をはじめ、殆どの仕事は今日、12月28日(木)が仕事納めであるが、私は今日から休みである。

 休みというのはいいものである。まず朝ゆっくりと寝ていられる。昼間から温泉に行ってノンビリするのも良い。好きなDVDを借りてきて映画を楽しめる。

 しかし、全てが良いかというと必ずしもそういうわけにはいかない。年末の大掃除が待っている。すす払いや、窓ふきは恒例で、障子の張り替えをした年もあった。

 午前中は、屋根に登り樋に詰まった枯れ葉をとる。そういえば、何年か前に樋から水が溢れて詰まった事があった。枯れ葉だろうと思い分解してみると鳥の巣が入っていた。何が起こるか分からないので、出来る掃除や片付けは済ましておくのにこした事はない。

 大晦日には子供たちが戻ってくる。二人とも忙しく働いているので全員が揃うのは久しぶりだ。やはり年末年始の休みはいいものである。


 
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 真空が相転移を繰り返す。

 第一の相転移で”原始の力”が”大統一力”と”重力”に分かれる。第二の相転移で”大統一力”が”強い力”と”電弱力”に分かれた。

 今回は、第三の相転移が起きるときの話である。ここでは”電弱力”が”電磁気力”と”弱い力”に分かれる。インフレーションは起きなかった。時間は10の-11秒後。温度は10の15乗Kとなっている。

 粒子に目を転じると宇宙の卵が出来てから、大きく分けて”正粒子”と”反粒子”が同数存在していた。衝突を起こすと光に変わり(対消滅)、逆に一定以上のエネルギーを持つ光子が出会うと粒子と反粒子が同時に生まれる(対生成)。常にペアで行動するのである。

 第三の相転移では粒子の性質に変化が生まれ、粒子と反粒子の振る舞いが対称でなくなるような変化が起きた(らしい?)と推測されている。

 宇宙の膨張が進行して光のエネルギーが減少する。すると対消滅は起きるが対生成は起きなくなる。結果すべての粒子が対消滅を起こし宇宙は目映い光だけの世界になった・・・訳ではない。

 粒子と反粒子の僅かな対称性の崩れが生じていて粒子が反粒子より多くなってしまい、最終的に反粒子はすべて無くなってしまった。こうして現在の宇宙には反粒子は見あたらないのである。

 始まりから10の-4秒経過して、温度が10の12乗Kに下がった頃第四の相転移が起こる。前回と同様にインフレーションは起きない。結局インフレーションはプランク秒後の第一の相転移の時に起きるだけである。

 第四の相転移は粒子の性質を変え現在の陽子、中性子、電子、光子はすべてこの時期に完成する。その後新たな相転移は起きていない。→続く
 
 
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 12/23(土)に姪の結婚式があった。横浜の山下公園の近くのホテルである。

 甥の結婚式には2度出席したが、姪のは初めてである。伊那市を7時頃出発して、会場の「ホテルコンチネンタル横浜」に着いたのは11:20頃であった。

 こういうとき、伊那は交通の便が悪いということを痛感させられる。しかし、なによりも可愛い姪の晴れ姿を見る事ができるし、最近の結婚式のスタイルというのにも興味があるので楽しみの方が遥かに勝っている。
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 仲人というのはなく新郎新婦がそれぞれを紹介するスタイルである。ホテル内の教会で式を挙げ続いて披露宴である。
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 フランス料理のフルコースを美味しく頂き、ビール、シャンペン、ワインと飲むうちに両親への感謝の言葉になる。いずれこの立場になるかと思うと(なれない?)複雑な心境である。(写真はキャンドルサービスの代りのイベントで水を注ぐと発光するものであった。)

 若い二人の幸せを念じつつ黄昏の横浜を後にした。



 
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 12月の花札の図柄も独特である。子供の頃から、図柄の意味がよく分からないでいた。
 態度のでかい人相の悪い鶏の親分がマントを着て座っているのかと思っていたのだが、もちろんそうではない。
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 中国から伝来した想像上の瑞鳥である鳳凰と中国大陸から持ち込まれた桐が組み合わされてこのユニークなデザインになっている。

 このおめでたい想像の瑞鳥の鳳凰は桐の葉に降りるという言い伝えが有り、とにかくおめでたい話のようである。

 よく「ピンからキリ」という言い方をする。
色々な説があるようだが、ある説明にによると12月には桐の花が使われていたので最初から最後までという意味でキリが使われたようである。
 ピンの方はポルトガル語のピンタ=point(点)からきているらしい。

 真相は薮の中だが、カルタ=card や花札が関係してるようである。
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大好きな映画「Back to the future」の三部作の最初、ドックがトイレで頭をぶつけてタイムマシンを発明する場面でこう叫んでいた”…相転移が起きて…”。 楽天的で明るく、変人でアイデアに満ちている(ように見える)科学者のドックに憧れている私です。

 「相転移」とは、水を例にとると、水蒸気になったり水になったり氷になるように状態が変化していくことを意味している。

 宇宙誕生の10の-44秒後のプランク期の終わりに真空のエネルギーをきっかけにインフレーションが起きる。

 そして、時間の経過と共に宇宙は最初の相転移を起こす。「力の卵」というべきものが重力と大統一力(後ほど説明予定…とりあえず、そんなものかと思ってください)の二つに分かれる。
 
 インフレーションが終わり、急膨張のおかげで温度は10の32乗Kから10の27乗Kに下がる。それが10の-34秒後である。

 こうやって宇宙は相転移を繰り返し重力や電磁気力が変化したり、温度を変えたりする。

 二回目の相転移は直ぐ続き、大統一力から強い力が分かれる。この期間は宇宙も忙しく目まぐるしく変化する。この相転移によって宇宙は超高温の火の玉になる、これが狭義のビッグバンである。→続く。
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 12/15(金)、12/16(土)と続けて忘年会である。
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 15日は学校の数学科のメンバーで中華料理を楽しんだ。アルコールも少し飲んだけれど、それほど飲める人はいないので食事重視である。

 メンバーのHさんは、この類いの情報には大変詳しく上伊那の美味しいお店は全て知っているのではないかと思うほどである。

 写真の「モン」は、そのHさんのお薦めということもあって本当に美味しく、会話も弾んだ。

 16日は横田ゼミの忘年会である。午後1時からはS大学のT先生の講演である。色々なアイデアをお聴きして大変勉強になった。忘年会にはT先生も参加していただいた。前回に「飲み放題」を予約してあったのだが時間制限もあるというので少し急がしかったが数学の話題から巷の話まで盛り上がった。S師匠の新作手品も披露されて皆大満足であった。
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 松本の駅前は夜が更けるに比例して賑やかになっていく。この雰囲気が堪らなく、次のお店へと足が向かってしまうのである。
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by coolkai | 2006-12-17 23:19 | 学校
 プランクの大きさの宇宙の卵が出来てからは、ある程度現在の科学で説明されつつある。

 誕生して10のマイナス44乗秒後、このちっちゃな卵は凄まじい膨張(インフレーション)を起こす。それから10の-34乗秒間の間に10の10の100乗倍程度に膨張した。

 要するに、普通の人間の感覚からすれば瞬間的に爆発したということであろう。しかも、その爆発のスピードは光速を超えるほどのものであった。(相対性理論によると、物体の移動は光速を超えることは出来ないが、空間の膨張はこれに抵触しない)

 ボールが位置エネルギーを運動エネルギーに変換するように、宇宙の卵も位置エネルギーを膨張するエネルギーに換えていく。

 しかし、その切っ掛けはよく分かっていない。高いところからボールを転がして運動エネルギーに換えるように、膨張する切っ掛けが必要である。

 それは真空のエネルギーと言われている。真空にも色々ある。

 日本の家庭で使われている交流は三相交流といわれるもので、周期が120度ずれている電流が三本同時に流れていて、いつでもその合計は0である。つまり、0といってもプラスとマイナスが釣り合って0になっているのである。反対側から同じ力で押し合えば止まっているように見える物体でも何も力が働いていないわけではない。

ある種の真空では、エネルギーに満ちていても見かけは真空になっている事もあり得る。

 そして急激な膨張が始まり真空の「相転移」が始まる。「相転移」とは何か→続く
 
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 学校の帰り、あまりに山が奇麗で思わず車を止めて写真を撮った。

 伊那市からは、中央アルプスと南アルプスを見る事が出来る。麓に雪は無いが山は白銀である。空気が澄んでいるのですぐそこに山があるようである。
 
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 国破れて山河あり…ではないが、アメリカの大統領が誰になろうと、今生きている人たちがいなくなっても、この景色はそんなには変わらないであろう。終末を迎えればどうか分からないが、100年や200年では変わるまい、相変わらず日が昇り同じように山を照らしている事だろう。

 2年の生徒たちは修学旅行の沖縄から無事帰ってきた。シュノーケルをやったり泳いだりしてきたようである。そんな話を聞くと、冬景色の中にいる私はつい南国の夏景色が羨ましくなるのである。
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 久しぶりの雨である。

 信州ではこの時期、雪になってもおかしくない。2、3日前にスタッドレスにタイヤを替えたので一応安心ではあるが雪よりも雨の方がありがたい。
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 12月になって週末も何かと忙しい。近間で夕飯を食べようという事で、気になっていた「昇龍軒」に入った。

 そこは中華料理ではなくて(勝手に思い込んでいた管理人であった)台湾料理であった。台湾出身の方が本場の材料で自家製の料理を出してくれる。食していくと以前台北に旅行したときの味を思い出した。微かに個性のある味で美味しい。日本人の舌に合っているような気がする。
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 値段もビックリするほど安い。自家製ラーメンが500円、自家製餃子が150円という驚きの値段から他も推して知るべしであろう。

 少し得をした気持ちで帰途につく。写真は伊那市では珍しい「おこげ」である。
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