人気ブログランキング | 話題のタグを見る

1/2と0.5

 数学的な難しい話ではありません。

 子供達にとっては1/2は0.5よりかなり難しいらしい。

 数直線上に0.5は記入できる。しかし何人かの生徒は1/2の点を描き入れることが出来ない。

 0.5は名詞であり、止まっているが、1/2は1を2つに分ける動詞のように感じているのかもしれない。

 0.5は0.5という表示しかないが、1/2は2/4になったり。3/6になったりするから困ってしまうのである。

 計算も分数の方が圧倒的に難しい。
 分数の足し算、引き算は通分や約分という操作が必要である。しかし小数のときにはそんな七面倒くさいことは必要がない。

 でも、小数も難しいときがある。例えば2.4時間というような場合である。
 ご明察のとおり、2時間40分という誤答が出てくるのである。

 我らがグル(導師)Y先生の鋭い分析によると、小数をあつかうのは物理、工学であり、分数を用いるのが数学であるとのことである。