人気ブログランキング | 話題のタグを見る

《子供のときの夢-1》透明人間

 小さい時にこんなものがあればいいなこんな事が出来ればいいな、と思うものがいくつかあった。

 その一つに「透明人間」がある。小説にも映画にも繰り返し出てくる。最近ではハリーポッターの透明マントだろうか。

 若い時の頭で(十分な成長を期待していたのだが、ピークを迎える前に老化が来てしまった)考えたことがある。

 一つの案は極薄の液晶で出来たマントで自分の後ろの画像をそっくり映し出す。そうすると城の壁に石垣の布をかぶった忍者よろしく消えて見えるのではないか。

 でも技術的に無理だろうと思っていた。

 色々な所に出てくる透明人間はボクのアイデアよりもっと科学的な説明に乏しいものが多かった。

 そんな折り大真面目に「透明マント作れます」と英米の科学者らが26日、米科学誌サイエンス電子版に、「物体を見えなくする素材の開発は可能」とする論文を発表した。

 ニュースをみると昔の私のアイデアに近い。光ケーブルのように光が逃げない繊維でマントを作ろうというのである。すると周囲の光が繊維に流れ込み人がいないように見えるというのである。

 少し気にかかるのが応用が軍事で考えられ、援助をされているという点である。もう少し平和利用が考えられないものか。